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石鹸シャンプーへの移行期間


先週の水曜日からニュージーランドでは、ロックダウンが始まっております。



3度目(だよね、、、)でもいい加減慣れました。と思う反面、いろんな複雑な感情が入り混じりながら5日目を過ごしております。とりあえず深くは触れず、、



去年3月末のロックダウンのときにOfficial髭男dismというバンドを知り、一度ハマるとずっと聞き続けるというしつこい性格の私は、そして今回も一日一度のお散歩に始まりずっとお世話になっています。みんな髭はやしていないのに、なんで髭男、、、。と疑問に思いつつ、、、



余談で始まりました、、、




今回のロックダウンに入る前から長いこと私の頭の中を占拠している問題ひとつ、




石鹸シャンプーに変えて髪がベタつく問題。。。。。




またか、、、と思われた方ごめんなさい。





でも、完全にベタつく方に解決策を提示できれていないこの現状、、、。




なんとかしたいと思っています、、、。




オークランドで長年ヘアサロンを経営していらっしゃるヘアスタイリスト様に





私のシャンプーバーの感想等、とっても貴重なアドバイスをいただくことができ、





プロの観点を学ばせていただきました。N様本当にありがとうございました。





頭皮や髪質というのは、とっても繊細で食べ物や体質、ストレスや遺伝などなどありとあらゆる要因によりコンディションが変るということは前回のブログでも書いたことなのですが、、、





ありがたいことに、当店の一番の売れ筋はシャンプーバーです。





ご購入頂いた方からのフィードバックで、本当にすごく良い!と一回目のご使用から仰ってくださる方からベタつきを経験された方と分かれます、、、。





なんで、、、、なんで、、、なんで、、、






いろんな要因が関係しているとは頭ではわかっているものの、、、、。






一度は100人の方に100%ご満足いただくのは無理よ、、、と自分に言い聞かせた、、、ものの、、、私の頭は、、、それでもそこに戻ってしまう、、、。しつこい、、、の、、です、、。いいんだか、悪いんだか、、、。





気にいってくださる方にフォーカスして合わない方は諦めよう、、、、




そんな事を思っていたとき(ロックダウン前の話です)、、、





ある友人の一人、彼女は子供の頃からアトピーの症状と長年付き合ってきている方、





そして、彼女の珍しいところが日本の牛乳石鹸で子供の頃から頭を洗ってきていた経験の持ち主、、、。





彼女は私と同じ年齢で子供の頃というと30年くらい前のハナシ、、、。






その牛乳石鹸で頭を洗うときはお酢をぬるま湯で薄めてリンス代わりにして軋みを解消したけど、それが、またアトピー肌には滲みて痛いのなんの、、というお話を聞いておりました。






何度となく、彼女にChiko Soapのシャンプーバーを試して頂いています。







数年前のバージョンを使ってもらったときは、軋みどころか、、ベタつき症状がでました、、。





それから改良を重ね、、、今では彼女的にはベストと言ってくれています。





しかしながら、、、、、






彼女は、、、何を隠そう、、、私がコロナ蔓延の前年、私にフランスのマルセイユ行きを提案してくれたひとでした。。。





マルセイユ石鹸を長年に渡り作ってきて、フライトアテンダントだったという利点を有効に考えることのできなかった私にマルセイユ行きを提案し現実のものとしてくれました。





というわけで、彼女は伝統的な製法で作られたマルセイユ石鹸とシリアの有名石鹸アレッポ石鹸で洗髪をしてくれたのですが、これがまたベタつくと、、、。





彼女いわく、pHの問題じゃないかと。。。私的にはpHではなくレシピなんじゃないかと思っていました。




で、互いの相違がある中で、ある日彼女からの提案、、、。





私の頭貸すから、洗ってみない?と。。。。




実際にそのベタつき状態を、私自身が目の当たりにできたら一目瞭然ってやつで理解できるんじゃない?と。






頭を貸す、、、ってアイデアを借りる的な、、、でもほんとに実際頭を借りることになったわけです。





自分の石鹸も持参し、まずはマルセイユ石鹸とアレッポ石鹸で洗わせてもらう、、、。









彼女的には私に体験させるべくこれをやったら、ベタついたからそれを見せようとしたとのこと、、、。










マルセイユ石鹸とアレッポ石鹸でそれぞれに洗ったあとは頭の右半分にのみお酢を希釈したコンディショナーで髪のpHを調整しました。






確かに、右半分はつるつる、左半分は手ぐしを通すとひっかかる感じはあるけれど、、、

ドライヤーで乾かしてみてもベタつきを体験することはできなかった、、、。






その後、マルセイユ石鹸の洗濯用(パームオイルでできたもの)で洗ってみましたがそれですら、ベタツキ感はありませんでした。





そうなると、洗い方?すすぎ?をいつもよりも長めにしたら大丈夫なのではないか?という疑問が生まれてきます、、、。





でも、きっとそんな簡単なハナシでは無いのでしょう。ケミカルにもいろいろありますがここで一番関係してくるケミカルはコーテイング剤(いわゆるシリコンと同等のもの)だともいます。髪を洗い流すタイミングで髪のキューティクルが開くと言われています。





今まではシリコンやコーティング剤の入ったリンス(コンデフィショナー)を使うことで瞬時にキューティクルが閉じるという効果がありましたが、当店のシャンプーバーはオイルを石鹸化させる苛性ソーダ以外、ケミカルが入っていませんので軋み感や、ベタつきを感じやすいです。何も感じなくする成分を入れていないのである意味自然な現象なのだと思います。




さて、こちらは右側のみリン酢したあとの写真です。




イマイチ、違いがわからないですよね。




乾かす前は手ぐしでひっかかるのは左側でしたが、乾かすとどちらも変わらずさらさらな仕上がりとなりました。




この日の前日、彼女は洗髪をしており、当日3回も洗わせてもらったのでベタつかなかったのでは?という疑問が残ります。





どちらにしても、石鹸シャンプー初体験の方にベタつき問題が起こることがあるのは事実。




このタイミングであるカリキュレーターと出逢いました。それは石鹸の泡立ち、硬さ、保湿度などそのたもろもろの度合いを、レシピから判定できるというもの。





そこで、現状のシャンプーバーをそれぞれに調べてみるとChiko Soapのシャンプーバーレンジは比較的洗浄力よりも保湿の度合いが高いことがわかりました。





基本的にChiko Soapのレンジは大人女子の方を対象にしている部分が強いので保湿重視は方向性的には間違っていないと思うのですが、ここへ来て保湿を捨てた洗浄力に焦点を当てたもの。これで、石鹸シャンプーに移行する間慣れて頂いて徐々に保湿バージョンに変えていくというのがベタつきさんにはよいのかもしれないと思いました。




というわけで、、、





新バージョンにはアーユルベーダ的にも相性の良いオイル、セサミオイルとギーを加えたレシピで仕込みを進めたところ、この洗浄力が今までの約2倍、コンディショニング効果は抑え気味です。







ビーガンでは無いけれど、期待感大。











今までのレンジと見た目さほど変わらないかもだけど、




水分量の調整もしたので、コスパも良くなるはずです。




すでにpHチェックも合格済。来週のテスト使用が待ち遠しい新商品です。




今日もまた、長い文章最後までお読みくださりありがとうございました。





明日もまた皆様の一日が幸せでありますように。

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